毛穴がキュゥッ!ナルシー版 担当:北松門左衛門

先週に引き続き、2010上半期ベストアルバムです。
第3位
AA= / #2
THE MAD CAPSULE MARKETS上田剛士のソロプロジェクトの2ndです。
昨年の邦楽ベスト5にも前作をランクインさせましたが、今作はAA=が進化していることを証明した作品です。
前作はどこかメロコア的な要素も多く見うけられましたが、今作では以前より圧倒的に凶暴性が増し、重く速いデジタルサウンドと歌詞の内容はまさにサイバーテロ的。

第2位
Gogol Bordello / Trans-Continental Hustle
ニューヨークのジプシーパンクバンドの5thです。
バイオリンとアコーディオンを擁した中世欧州を想起させるお祭りサウンドが特徴的なバンドです。
よりメロディアスになった今作は、お祭りサウンドのみならず、哀愁たっぷりのしゃがれた声で歌い上げる泣きメロもあり、素晴らしいです。
50曲の候補曲のなかから13曲を厳選しただけあって、 捨て曲なしです。

第1位
Deftones / Diamond Eyes
サクラメント出身のラウドロックバンドの6thです。
Erosというアルバムを製作中にベーシストが事故に遭い未だ昏睡状態という悪夢的状況を拭い去るために、Erosを一旦白紙にして一から製作されたこのアルバムは、Deftonesの原点回帰的なアルバムになっています。
ディスト−的なスロウ〜ミディアムテンポで展開されるサウンドに、甘美な歌声、かとおもえば踏まれた猫のようなシャウトがあったりと、とてもエモーショナルで、これぞDeftonesという感じです。
余計なサウンドプロダクトがなく、地味な感じもしますが、個人的にはこのシンプルさがツボでございます。


こんな感じでした。
下半期は7月にはacid androidCreature CreatureVAMPSと僕の好きな邦楽が立て続けにリリースされるので、楽しみです。
更に明日はKORNの新譜発売日でもあるので、痛くも嬉しい出費が続きそうです。
BUCK-TICKもアルバム製作中らしく、今年中に出るのではないかと期待しています。
当面の生きる希望を見出しました。

あとは徒歩2分の200回記念企画の200の質問も、やるのかどうかわかりませんが、何でも答えますので、質問がありましたらそちらも宜しくお願いいたします。